[ruby-list:28233] Re: 求む RD の DTD(rd2xml)

高橋征義です。

MoonWolf <[e-mail]>さん：
> rd2xmlというRDtoolのフォーマットライブラリを作りました。
> RDからXMLへの変換と、XMLからRDへの変換が出来ます。

おおー。

えーと、試してみました。
rdtool-0.6.6附属のrd-draft.rdをrd2xml.rbで食わせたところ、
「Index」という要素ができるのですが、これは xml2rd.rb で
処理できないのでエラーになります。

というか、いまいち apply_to_Index(element,content) の処理の仕方が
わからなってなくて……(_o_)

> 現在はDTDが無いのでwell-formedな文書として扱うことしか出来ません。
> validな文書にするために、誰かDTDを作ってもらえませんか?

で、五十嵐さんじゃないですが、わたしも既存のDTDの流用を考えて
いるというか、もともとRDはHTMLのサブセット的な記述能力を考えて
いるフシがあると思っているので、(X)HTMLの要素を極力流用して
みるのもいいんじゃないかと思います。

もちろん「要素名くらいXSLTかませばいくらでも変換できるじゃん」と
いう意見もあるかと思いますが、まあそこはそれ、ということで(汗;
ルートのタグが<rd>でも、Mozillaもw3mもIEも、HTMLと(誤)認識
してちゃんとレンダリングしてくれますから。

そういう考えに基づいて多少いじったものを以下に置きました。

http://www.open-news.com/~maki/tmp/xml2rd.rb
http://www.open-news.com/~maki/tmp/rd2xml.rb

で、その形でDTDを作ってみたものを後ろにこのメールの最後に
つけておきます。ただし、Reference周りは非常にあやしげですし、
それ以外にも変なところはあるかも。parserでの検証もしてません
し。叩き台程度に参考にしてください。

# dtとddを括る要素(仮にdiと名付けてみました)が必要になるか
# どうかも要検討ですね。
# また、MethodList関連は見ての通りDescListを参考にしています。

高橋征義 (TAKAHASHI Masayoshi)       Email:[e-mail]


<!--
  DTD for RD
  2001/02/24  prototype version  by Maki
-->

<!-- ===== Names ===== -->

<!ENTITY % URL "CDATA">
  <!-- a Uniform Resource Identifier, see [RFC2396] -->
<!ENTITY % File "CDATA">
  <!-- file name -->
<!ENTITY % Anchor "CDATA">
  <!-- reference to other element -->
<!ENTITY % IndexName "CDATA">
  <!-- index name -->

<!-- ====== Text Elements ===== -->

<!ENTITY % inline.minimum "var|em|verb|code|kbd">
<!ENTITY % inline.normal  "a|footnote|var|em|verb|code|kbd">

<!ENTITY % pre.content "#PCDATA">

<!-- ===== block level elements ===== -->

<!ENTITY % block "(p | pre | %heading; | %lists;)">

<!ENTITY % heading "h1|h2|h3|h4|h5|h6">

<!ENTITY % lists "ol | ul | dl | mdl ">

<!-- ====== Root Elements ====== -->

<!ELEMENT rd %block;>

<!-- ====== Heading Elements ====== -->

<!ELEMENT h1 (%inline.minimum;)>
<!ELEMENT h2 (%inline.minimum;)>
<!ELEMENT h3 (%inline.minimum;)>
<!ELEMENT h4 (%inline.minimum;)>
<!ELEMENT h5 (%inline.minimum;)>
<!ELEMENT h6 (%inline.minimum;)>

<!-- ======== Paragraphs  ======= -->

<!ELEMENT p  (%inline.normal;)>

<!-- ======== Preformated Texts ======= -->

<!ELEMENT pre (%pre.content;)>

<!-- ====== Lists ====== -->

<!ELEMENT ol (li)+>
<!ELEMENT ul (li)+>

<!ELEMENT li (%block;|%inline.normal;))>

<!ELEMENT dl (di)+>
<!ELEMENT di (dt?, dd?)>
<!ELEMENT dt (%inline.minimum;)>
<!ELEMENT dd (p, (%block;)*)>

<!ELEMENT mdl (mdi)+>
<!ELEMENT mdi (mdt?, mdd?)>
<!ELEMENT mdt (%inline.minimum;)>
<!ELEMENT mdd (p, (%block;)*)>

<!-- ===== Anchor Elements ==== -->

<!ELEMENT a  (%inline.minimum;)>

<!ATTLIST a 
  url    %URL;       #IMPLIED
  file   %File;      #IMPLIED
  anchor %Anchor;    #IMPLIED
  name   %IndexName; #IMPLIED>

<!-- ===== Inline Elements ==== -->

<!ELEMENT footnote (%inline.normal;)>
<!ELEMENT var      (%inline.normal;)>
<!ELEMENT em       (%inline.normal;)>
<!ELEMENT verb     (%inline.normal;)>
<!ELEMENT code     (%inline.normal;)>
<!ELEMENT kbd      (%inline.normal;)>