[ruby-dev:3965] Re: ruby-1.1c9 install 中に SEGV

新井です。

>>> From: [e-mail] (Yukihiro Matsumoto)
>>> Date: Tue, 22 Dec 1998 15:40:46 +0900
>>> Subject: [ruby-dev:3883] Re: ruby-1.1c9 install中に SEGV

> まつもと ゆきひろです

> eval.cの中程
> 
> # define TMP_PROTECT NODE *__protect_tmp=0
> 
> という行を
> 
> # define TMP_PROTECT NODE * volatile __protect_tmp=0
> 
> とすることで問題が解決するかもしれません．
> 

上記の修正ではダメでした。

追加報告ですが、再現スクリプトの修正版を以下に示します。

while true
	print "", "", ""
end

これで、

ruby hoge.rb

などとしてほんの少し放っておくと落ちます。このスクリプトでは
EWS R9.1、R11.2、R13.2 で再現しました。

print の引数を2つにすると30分放置しても落ちませんでした。

# ここまではまつもとさんに報告済み

上記だけでは、Linux 2.0.35(i586、gcc-2.7.2.3)では
再現しなかったのですが

ruby-1.1c9(パッチあり)を普通に configure したあと、

config.h に

#define C_ALLOCA 1
#define STACK_DIRECTION -1

を追加して、

gc.c で、コンパイルエラーを回避するため

#ifdef C_ALLOCA
/*void *alloca();*/
#endif

として、

make miniruby

./miniruby hoge.rb

を実行すると、Linuxでも似たような落ち方をします。
(この場合は、print の引数を4つにしないと落ちません
でした)

# 上記は、missing/alloca.c を使ってる分けではない
# です。
# たった今試しただけなのであまり検証してません。
# ちょっと強引かなあ？

ruby-1.2 リリースと聞いて焦ってます(^^;