From: Yukihiro Matsumoto Date: 2006-08-21T17:22:46+09:00 Subject: [ruby-dev:29340] Re: ruby 1.8.5 preview4 |万が一、1.8.5 として正式版で出てしまうと全世界で困る人が出てしまうん |じゃないかと思います. そもそも、バグをリバートしないというのは感覚的 |に不可解です. 修正だとリグレッションで被害が広がる可能性があるという |ことでまだわかるのですが. |(まあ、他のパッチと整合が取れなくなって・・・てのはありえますが) | |で、次のリリースはクリスマス. 1.8.4 になかったバグを 1.8.5 に取り込んで |直るのが4ヶ月先. 対応するくらいだったら 1.8.4 の使用を継続するなあ... |(他のバグで困っていなければ) | |> 未来永劫修正しないわけではありません。ともかくこの土壇場になってどーして |> も1.8.5に間に合わせるべき相当の事情とかがないのなら、今回は見送るべきです。 | まつもと ゆきひろです In message "Re: [ruby-dev:29328] Re: ruby 1.8.5 preview4" on Sun, 20 Aug 2006 02:23:32 +0900, URABE Shyouhei writes: |逆に言えば1.8.4が出てからいままで誰も何も指摘してなかったわけで。誰も |困ってなくないですか? これなんですけど、正直、以下のねこまほさんの発言に説得力を感 じます。要するにpre3とかpre4になってもこんなにいろいろ注文を つける人がいるとは予想していなかったわけです。それもこれも、 「予想に反して」previewを試してくれる人が少なかった(ので、信 頼性も上がっておらず、問題も発見されていない)ことを示唆して いるような気がしています。まあ、私の広報が足りなかったとかい ろいろあるでしょうから、責任逃れをするつもりはありませんが、 ともあれ現状はそんなところです。 となると、「pre3まで文句が出ていなかったので影響は軽微」とい う発言の前提は崩れちゃうわけですよね。 現在取りうるオプションは、 * 当初の予定通り、pre3(にわずかな修正をしたもの)を1.8.5と してリリースする。そのためにpre5を出して、その検証後正式 リリース。要するに[ruby-dev:29323]プラン。 * 現状を潔く認め、当初の1.8.5リリースプランを撤回。再スケ ジュール後、今後複数のpreviewを出し、その後1.8.5リリース。 くらいでしょうか。前者は「前提が崩れかけ」という不安はありま すが、まあさほど遅れず(10日くらい?)に1.8.5がリリースできる というメリットがありますし、我々のスケジュール遂行能力に大き な疑問符がつくことも避けられます。 一方、後者は「より良い」1.8.5をリリースすることで、今後の憂 いを回避できる可能性があります。もっとも、「それじゃ、いつリ リースできるの? いつまでたってもできないじゃない」という不 安を与えてしまう可能性もありますよね。 私自身は、卜部くんに任せた時点で、「前者でいいのかな」と思っ ていたのですが、 >Rubyは(ひきつづき)まつもとさんのものです。そこは動いてないと思います。 >日付の話は任されたかもしれませんが、commit/revertのまわりまで任されたと >は思ってません。だから、revertする/しないはまつもとさんが決めてください。 と下駄を返されたのでちょっととまどっています。ま、とりあえず、 cgi.rbのリバートだけはやっておきます。 まつもと ゆきひろ /:|)