[ruby-dev:25919] Re: Ruby2.0MethodSearchRule

Yukihiro Matsumoto wrote:
> |  単にユーティリティとして使いたい関数的メソッドで名前空間が消費されてしまう。
> |  ただ単に手続きをまとめるためにだけ作ったメソッドでも、重複するといけないので
> |  サブクラスで同名の関数を使うことはできない(正確には可能だが、トラブルになる)。
> |
> |ということのようですが、問題点の理解はこれで良いのでしょうか？
> 
> と思います。少なくとも私が解決したいのはそれです。

最初、あまり何が変更になるのかということを理解していなかったのですが、
サブクラスで定義されるメソッドを、self付きでないと呼べなくなることに結構
な抵抗を感じるので、代案を1つ挙げておきます。

上記問題点と、一連のやりとりにあった「lambdaが代入されたローカル変数を(普
通の関数における)関数のように取り扱うためのものです。」というのから考えて、
関数とメソッドを明確に区別するというのは受け入れ難いでしょうか？
これによって、メソッドはメソッドとしての立場を強く主張できるようになると思
います。また、関数定義の場合には、新しく実装した探索順序を適用するなどすれ
ばよいと思います。

# すでにそんなものは考えて没になったという場合は申し訳ありません。
# その場合、以下は関係ありません。

例えば、function :foo で foo は関数であると宣言するというものです。あるい
は def とは別に defun という関数定義用のキーワードを増やすという方法もあると
思います。また、defun foo で @foo = {|...| ... } を定義するのと同じ効果を得る
ことができると、関数は関数として扱えて私は嬉しいです。

今すぐに思いつくデメリットは、リファクタリングなどのときに、呼び出す側のコード
を見て、関数コール(括弧付けないといけない)なのかメソッドコール(括弧なしで良い)
なのかが分からないということだと思います。
私は、ほとんどの場合、括弧つけて呼んでいるので問題ではないのであまりデメリッ
トとは感じないのですが、括弧つけずに呼ぶスタイルを常にとっている人には大きな
抵抗になりそうに思います。
-- 
Takaaki Tateishi <[e-mail]>