[ruby-list:32341] [ANN]irbsh-0.1 released

るびきちです。

EmacsでRubyしている人に朗報です。
inf-ruby.elを思い切り拡張したirbshをリリースしました。
よろしければ使ってください。
コメントは随時受け付けています。

公式サイトは
http://www.ruby-lang.org/~rubikitch/computer/irbsh/
です。

以下ドキュメントより抜粋。

== irbshとは
irbshとはirb(対話型Ruby)とinf-ruby-mode(irbのEmacsインターフェース)を
大幅に拡張したものである。シェルコマンドとの親和性を重点に置いており、
Emacsでのinf-ruby-modeとshell-modeの置き換えを狙ったものである。

=== こんな人は使ってみて!!
以下のような人達に向いている。
ちなみにるびきちは以下の条件をすべて満たしている（笑）。

* 頭の中がRubyだらけで、Rubyでしかモノを考えられない人。
* irbにすっかり魅了されてしまった人。
* シェルスクリプトなんてほとんど書か(け)ない人。
  * シェルスクリプトの代わりにRubyを使っている人も含む。
* EmacsとRubyの連携をうまく取りたいと考えている人。
* シェルコマンドにRubyな変数展開を施したいと思っている人。
* shell-modeが嫌いな人。
* zshを使っている人。
  * コマンドラインスタックあり。
* Emacsのバッファの内容をRubyやシェルで簡単に処理したい人。
* irbで長い出力がうざいと思っている人。

=== irbshが用意している機能
以下の点を拡張してある。

* スペースから始まるコマンドラインはシェルコマンドとして実行。
  * Rubyの#{〜}による変数展開が使える。
  * どんなシェルコマンドを実行しているのかを表示できる。
  * 終了ステータスを表示。
* カレントディレクトリを切り替えると、irbshバッファのカレントディレクトリも切り替わる。(ディレクトリトラッキング)
  * shell-modeではそうなっている。
* (デフォルトで)2ストロークで system 関数を書ける。
  * Rubyの文の中にシェルコマンドを実行するのが容易。
* コマンドラインの最後が「;」ならば出力を消す。
  * MATLABの案。
* シェルコマンド、ファイル名の((*賢い*))補完が可能。
* zshライクなコマンドラインスタックが利用可能。
* ファイル名補完つきで任意のスクリプトをロード可能。
* 今編集しているバッファからirbshを呼出すことが可能。
* EmacsのバッファをFileオブジェクトとして扱うことが可能。

るびきち☆
http://voo.to/ruby/ ←Ruby大衆化計画(笑)