[ruby-list:1164] Re: Japanese and tr

まつもと ゆきひろです．

In message "[ruby-list:1163] Re: Japanese and tr"
    on 96/12/02, [e-mail] <[e-mail]> writes:
|
|原です。

|Perl では nil => "" への変換が節操なく起こるところで、ruby ではエ
|ラーをレポートする。これが ruby 流かなと思っていたんですが。:-)

どうなんでしょうね．^^;;

ruby流はまだ固まっていませんからね．

|今回のをまとめると
|
|b >= 0  ===>  s[a..b] = s[a, b - a + 1]
|b <  0  ===>  s[a..b] = s[a, b - a + s.length + 1]
|
|ということですよね。すると、まつもとさんのいわれるように 
|s[0 .. -s.length-2] を "" とするならば、s[0, -1] も "" にしたいと
|ころですが、現在は
|
|./test.rb:12:in `[]': IndexError|Negative length -1
|
|といわれてしまいます。と、いうわけで s[0..-s.length-2] は、
|nil, "", ERROR と３通り選択があるけど、ERROR に近いというところで
|nil を薦します。しかし "" でも確かに実際上は全然困らないし便利なこ
|とも多いですね。どちらでも。

ちょっと考えてみましょう．いずれにしても揃えた方が良いですね．

|> String#uptoを全角に対応して再定義すればOKです．ですから，今
|> 回ので行くのでは? 
|> # 試していません．
|
|と思って upto を定義したんですが、
|
|for c in 'あ'..'い'
|  print c, "\n"
|end
|
|が無限ループになってしまいました。'a'..'c' はＯＫだけど、
|'/'..'A' はだめ。中で succ でも使っているような感じ。

あ，今ソースを見たらString#uptoを静的に呼び出していました．
まずいなあ．これも直しましょう．

                                まつもと ゆきひろ /:|)