[ruby-dev:38149] Re: MSの方との相談に先立って

高橋征義です。

2009/03/11 15:24 U.Nakamura <[e-mail]>:
>> 今度マイクロソフトでコミュニティの担当をされている方と、一度お話をさせて
>> いただける場を設けていただいたので、Rubyの開発に関する協力の相談
>> （そもそもできるかどうかも含めての相談）をしてこようと思っています。
>
> 何語で会話するんでしょうか?

言語はMSなのでC#かC++/CLIで……ということもなく、日本語です。
担当者はマイクロソフト株式会社の方です。

＃ John Lamやその他のIronRuby Guysとは交流ないんじゃないだろうか。

> 回数無制限のテクニカルサポートが受けられると嬉しいという話は
> あります。
> 他、製品に対する不平不満苦情要望は飽きるほどありますが、そん
> なことを言っても多分仕方ないですよね。

とりあえず話をしてみるだけで、それも「こういう話があるんですけど
そういったお話を聞いていただける窓口はあるんでしょうか」くらいな話
しかできない可能性もあります。まあそれでも話のきっかけくらいには
なればよいかと思っています。

あと、その結果をきっかけに、Windows上のRubyについて、
Rubyな人たちの間で前向きな話ができるきっかけになればよいかなと
思っています。

>> そもそもWindowsは、Ruby 1.9.1では「Supported」ではなく
>> 「Best effort」ですよね。これを「Supported」にするには、
>>
>> (1) make test-allが定常的にほぼERROR 0
>> (2) Nightly build, Nightly test環境がある
>>
>> の2点をなんとかすればよいんでしょうか。で、(2)は資源の問題、
>> (1)は人の問題なんでしょうか。
>
> (1)は人の問題もありますが、人がいてもどうしようもない技術上の
> 制限も多々あります。
> まあ、それが技術上の制限であるとして仕様として切り捨てる判断
> が追いついていない、という意味では人の問題かもしれませんが。

なるほど。
(1)に関してなんですが、「Rubyとしては○○の機能が必須なのだけど、
Windowsではサポートしてないので、Windowsが大改造されない限り
永遠にBest Effort以上にはならない」みたいな、根本的な限界は
あったりするんでしょうか。
例えば、ネイティブスレッドや階層型ファイルシステムはRubyの仕様を
すべて実装するためには必要不可欠で、それらがない環境では絶対に
「Supported」にはならない、とかみたいな（＜あくまで例ですが）。

＃あとはforkとか……と思ったらその後のYuguiさんのフォローが。

高橋征義 ([e-mail])