[ruby-dev:10483] Re: environment variables

小松です。

In the message of [ruby-dev:10480] Re: environment variables
    on 2000/8/1 15:18 "Nobuyoshi.Nakada" <[e-mail]> wrote:
> > Cygwinもdlgs.hにico1の#defineはあるのですが、展開されていない
> > ということか。ヘッダの構成か、rcとwindresの#defineの展開方法の
> > 違いと考えられます。
> 
>   こういうことでしょうか。
>     rc:      展開->大文字化
>     windres: 大文字化->展開

windresに-v付けて観察すると、プリプロセッサの方が先に動いてますから、
そういうわけではないようです。

bash-2.04$ windres -v ruby-1.5w.rc ruby-1.5w.o
Using `gcc -E -xc-header -DRC_INVOKED  ruby-1.5w.rc'
Using popen to read preprocessor output
bash-2.04$ 

また、以下のようにcl -Eやgcc -Eでは「ruby-1.5w.ico1」は展開されず、
「ruby.ico1」や「ico1」は展開される所を見ると、rcと、cl -Eやgcc -Eの
仕様が異なっているということになりますね。

結局、rcのパーザーが古いのか、ちょっと余分な展開をしてしまうという
問題でした。

C:\>grep "ICON DISCARDABLE" ruby-1.5w.rc
ruby-1.5w.ico1 ICON DISCARDABLE "ruby-1.5w.ico" ← rcでは"RUBY-1.5W.0X043C"
ruby.ico1 ICON DISCARDABLE "ruby-1.5w.ico"         になり、他も同様に展開
ico1 ICON DISCARDABLE "ruby-1.5w.ico"              される。

C:\>cl -nologo -E ruby-1.5w.rc | grep "ICON DISCARDABLE"
ruby-1.5w.rc
ruby-1.5w.ico1 ICON DISCARDABLE "ruby-1.5w.ico" ← cl -Eでは展開されていない
ruby.0x043c ICON DISCARDABLE "ruby-1.5w.ico"    ← 展開されている
0x043c ICON DISCARDABLE "ruby-1.5w.ico"         ← 展開されている

C:\>

bash-2.04$ gcc -E -xc-header -DRC_INVOKED ruby-1.5w.rc | grep "ICON DISCARDABLE"
ruby-1.5w.ico1 ICON DISCARDABLE "ruby-1.5w.ico" ← gcc -Eでは展開されていない
ruby. 0x43c  ICON DISCARDABLE "ruby-1.5w.ico"   ← 展開されている
0x43c  ICON DISCARDABLE "ruby-1.5w.ico"         ← 展開されている
bash-2.04$ 

>   とりあえずまとめてみました。二三度置き直してますが 15:14 のが最新です。

win-20000801.patch.gzですが、0バイトといわれてしまいました。
できたファイルの日付はたしかに15:14なのですが。

% wget --cache=off http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/4076/archive/win-20000801.patch.gz
    ...
17:27:57 (0.00 B/s) - `win-20000801.patch.gz' saved [0/0]

% 

--
小松克行 / Katsuyuki Komatsu <[e-mail]>