[ruby-list:23661] return とスタックの関係？

佐藤です。
チャチャにすぎません。お目汚しでごめんなさい。
ruby 1.4.5でKondara MNU/Linux版(Jirai)を使用しています。

pythonの練習をしてる最中に気付いたことです。
こんなスクリプトを書いてみました。
インチキしてますが、階乗を求めるfact()です。
# 数学では n<0の時のn!はどうなるんでしたっけ。 0!=1だったのは覚えてるけど

#!/usr/bin/ruby

def fact(x)
  return 1 if x == 1
  return 1 if x < 1
  return x * fact(x-1)
end

if __FILE__ == $0
  ARGV.each do |n|
    print "#{n}: #{fact n.to_i}\n"
  end
end

400の階乗なら行けるのですが、数字を増やすとスタック溢れでコケます。
その数は縁起の悪い666でした。

で、

def fact(x)
  return 1 if x <= 1
  return x * fact(x-1)
end

も666まででしたが、

def fact(x)
  return 1 if x <= 1
  x * fact(x-1)
end

だと901まででした。

def fact(x)
  if x == 1
    1
  elsif x < 1
    1
  else
    x * fact(x-1)
  end
end

だと918までいけましたが、面白いのが、

def fact(x)
  if x <= 1
    1
  else
    x * fact(x-1)
  end
end

だと901が限界だったこと。短いのに負けるのね。

glibcが2.1.90というのが一因かもしれないのですが、returnを使う、使わない
でコスト的な違いが生じるのでしょうか。
某師匠の話では1.5系ではもっと増やせたという話です。また、Debian potateで
は1.4.4でも800はいったという話です。

-- 
我が生涯の一片に悔いなし!! by おれ

佐藤 大輔/[e-mail]
ふがほげにっき: http://www11.freeweb.ne.jp/diary/d-sato/diary/