[ruby-list:11703] Re: shared library (Re: ruby 1.2.2 released)

えぐち＠エスアンドイー です。

>>> On Mon, 25 Jan 1999 03:18:00 +0900, Yasuhiro Fukuma <[e-mail]> said:

福間> 福間@福岡 です。

福間> 補足ですが、FreeBSDはa.outとELFとではshared libraryの名前付けの
福間> ルールが違っていて、
福間> 
福間>   ELF   : lib<name>.so.<version>
福間>   a.out : lib<name>.so.<major>.<minor>
福間> 
福間>   $ ls -l /usr/lib/{,aout/}libc.so*
福間>   lrwxr-xr-x  1 root  wheel       9 Jan 24 03:18 /usr/lib/libc.so@ -> libc.so.3
福間>   -r--r--r--  1 root  wheel  513820 Jan 24 03:18 /usr/lib/libc.so.3
福間>   -r--r--r--  1 root  wheel  494074 Jan 24 03:33 /usr/lib/aout/libc.so.3.1
福間> 
福間> と、ELFの場合はバージョン番号をひとつしか付けられません。

あぁ、ELF では ln -s libXXX.so.version libXXX.so は必須ですか？

福間> ここで、shared libraryをリンクする他のプログラムのことを考えると、
福間> a.outとELFのlibraryの名前は揃えておいたほうが好ましいでしょう。

ここで言う「名前」は、「.so. より左の部分と次の数字」の事ですね。

ライブラリの名前は知らなくても拡張モジュールは作れるはずですが、
Ruby を別のアプリに組み込む場合もあので、やはり注意が必要ですね。

ただ、
「a.out と elf の ruby が１つのマシンに共存する」
と言う状況は前提にしていません。

福間> ということで、例えば(a.outの場合には)
福間> 
福間>   libruby.so.12.3
福間>   libruby1.so.2.3
福間>   libruby12.so.1.3
福間> 
福間> のような名前を付けてあげる必要があると思います。
福間> 
福間> # 例: libtcl80jp.so.1.4 (Tcl 8.0.4jp)

ナンバリングは 1 から始めるので

  libtcl80jp.so.0.4

ではないのが ruby-2.0 を考えると悩ましいですね。

	えぐち