[ruby-dev:23552] Re: Ruby2.0 spec summary around parameters and variables

  SASADA Koichi <[e-mail]> wrote :
    [ [ruby-dev:23533] Ruby2.0 spec summary around parameters and variables ]
    at Mon, 17 May 2004 21:09:38 +0900

　ささだです。

　ブロックパラメータは、基本的に多重代入の形式のまま、という
ことですが、次のようなルールにすることはどうでしょうか。


提案：メソッドパラーメタ渡し＋α
α：
  a. パラメータ引数が実引数より多かった場合、暗黙のデフォルト引
     数(=nil)を仮定する
  b. パラメータ引数が実引数より少なかった場合、暗黙の *rest が
     存在し、切り捨てる（rest にはアクセスできない、つまり切り
     捨てるだけ）

例：

def iter(*arg)
  yield(*arg)
end

a)
  iter(1,2){|i,j,k|
    p i,j,k          #=> 1,2,nil
  }

b)
  iter(1,2,3,4){|i,j,k|
    p i,j,k          #=> 1,2,3
  }



pros.
  A. 多重代入のルールを覚えるのは難しいので、その代わりとし
     ては簡単に見える

  B. 実装が軽くなる気がする

cons.
  C. 従来の多重代入を利用するようなテクニックが使えない

  iter([1,[2,3],4]){|i,(j,k),l|
    p i,j,k,l                     #=> 1,2,3,4
  }
  iter([1,[2,3],4]){|i|
    p i                           #=> [1,[2,3],4]
  }

　みたいなことが出来ない。

　D. 多重代入のルールさえ覚えていれば使えたのに、また新しい
     ルールを覚えなければならない


　古くから議論をされてきたことだと思うので、このような単純な
話ではうまくいかない、などあるとは思いますが、呆れずにご指摘
頂けると幸いです。


　正直なところ、
    n.times{
      ...
    }

　が正しく動けばいいのかなぁ、と単純に考えた結果です。


  {key1=>val1, ...}.each{|key_and_val| ...} は使えなくなりますが。


-- 
// SASADA Koichi at atdot dot net
//