[ruby-list:43034] Re: 「何もない(nil)」+「何か(v)」→「何か(v)」

From: Takahiro Kambe <taca@...>
Date: 2006-12-11 07:09:54 UTC
List: ruby-list #43034
In message <1165820138.228278.1719.nullmailer@x31.priv.netlab.jp>
	on Mon, 11 Dec 2006 15:55:37 +0900,
	Yukihiro Matsumoto <matz@ruby-lang.org> wrote:
> |「何もない(nil)」ところに「何か(v)」を「加えた」場合には、加えた「何か(v)」
> |そのものになるのが、「論理的」ではないか?
> 
> デザインにおいてあんまり「論理で遊ぶ」のは趣味ではないのです
私も趣味ではないのですが、

> が。そもそも「加える」という操作の対象領域に含まれていないと
> いうのが現在の解釈です。nilに+を許すことで「実用上」嬉しい局
> 面があれば別ですが。
同感です。

たけさんの操作の対象を入れ替えた、

	「何か」に「何(で)もない(nil)」を加えたたら「何か」になる。

というのは、納得できます。しかし元の、

	「何(で)もない(nil)」に「何か」を加える。

ということをしようとすると、「何(で)もない(nil)」モノは、

	「何(で)もない(nil)」モノなんだから、足し方なんてないんじゃ。

と、拗ねる方がOO的には自然に思えます。何(で)もなかったはずのものが、
「加える」という操作だけで、そうでないものに変わってしまうのは変ではな
いでしょうか。

-- 
神戸 隆博 / Takahiro Kambe

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