[ruby-dev:27994] Re: GC.always

In article <[e-mail]>,
  Yukihiro Matsumoto <[e-mail]> writes:

> 基本的に同意します。が、メソッドで行うべきなのか、環境変数で
> 行うべきなのか、コマンドラインオプションで行うべきなのかは
> ちょっと考える余地がありそうです。

これはある程度考えました。

コマンドラインオプションについては、1文字を割り当てる程の使
用頻度はない、と思います。long option ならあってもいいかとも
思いますが、ruby には現在のところ long option はないので導入
するために議論をするのは避けました。

また、GC.always を呼び出すだけの gc-always.rb を用意すれば、
-rgc-always としてコマンドラインから指定できます。なお、
require する前のインタプリタ起動のごく初期には GC を起動でき
ませんが、まぁ、いけなくはないでしょう。

環境変数は、サブプロセスに伝わるという利点があります。したがっ
て、テスト内で ruby を起動するケースで、サブプロセスでの GC
の挙動を変えられるのは便利です。ただ、逆に、プロセス内の一部
分で挙動を変えることが困難です。rinda を試しているときに、全
部 GC が動くと数時間かかって、一部分だけ変えられたらいいと思っ
たので、(環境変数があることを否定するものではありませんが)
メソッド自体はあっていいと思っています。

> また、alwaysという名前には賛成しません。

他に思い付くのは GC.debug ですかねぇ。
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[田中 哲][たなか あきら][Tanaka Akira]