[ruby-list:42165] Re: ＲＳ２３２Ｃによるパソコン間の通信の不具合（質問）

長い質問に丁寧にご回答いただき大変有り難うございます。
いただいた忠告を受けて、検討しましたが、なお不明です。

1 バイナリーモード(binmode）の設定方法がよくわかりません。
	system "MODE COM1 BAUD=9600 PARITY=N DATA=8 STOP=1"
  	port = open("com1", "r+").binmode
　でよいのでしょうか？。エラーになりませんが、受信状態は正しいパケットとはい
えませんでした。
　"rb"と書いた例も見たので、試したのですが、エラーとなります。
　　ios.binmode と参考書にあるのは、port.binmodeと同じでしょうか。

２　正しいデータを受け取ることのできたプログラムを、再度、実行した結果、今度
は（おそらく）化けて受信しました。
　　プログラムを変更したわけではありませんが、今度は下記のように正しいデータ
をうけとれません。
　　バイナリーモードの設定をしなかったので、文字を飛ばされた可能性があるとい
うことだと思います。
　　これに規則性があれば、なぜ、最初の実行時は、下記の一連の受信したパケット
のように、ほぼ正しいデータ列（頭のみ0Dが欠落）を読み込んだのか不思議です。
　　また、規則性があれば、すぐ調べられると思うのですが。たとえば、コード0Dは
受信しても無視されるなど。
A  7E 70 12 24 BC 88 9  C  EB 1F F0 32 FC 83 1  2B F2 A2 C  A7 FA AC
A  7E 70 12 24 BC 88 9  9  EB 1F F0 32 FC 83 1  32 F2 A6 C  A4 FA B1
A  7E 70 12 24 BC 88 9  11 EB 1F F0 32 FC 83 1  30 F2 A6 C  A8 FA BB
A  7E 70 12 24 BC 88 9  14 EB 1F F0 32 FC 83 1  29 F2 A2 C  AB FA B6
A  7E 70 12 24 BC 88 9  16 EB 1F F0 32 FC 83 1  29 F2 A0 C  AD FA B8
　　
３　"COMn"を直接オープンして、読み書きをする場合に安定しない理由が理解できる
と気持ちがすっきりしますが、
「> WindowsにせよLinuxにせよ排他だの同期だのブロッキングだのと シリアルポー
トのデバイスドライバの機能はDOSのそれと比べると
> 複雑になってます。」ということを知るだけで納得できます。有り難うございまし
た。

４　 「シリアルポートはRubyが想定している標準的なリソースではないので、 これ
をRuby側の問題ではなく、ライブラリで解決すべき問題である。」とのご指摘、承り
ました。
　　すなわち、拡張ライブラリーによって解決するもので、そのために、
ruby/serialportやＲｕｂｙ-termiosなどが提供されていることと理解します。
　　この拡張時にどのような処理がされたかがわかれば、理解を深められるわけで
しょう。

５　Microsoft　visual C++.netをインストールしたものの、ある時に、無料の
Borlandを搭載しました。そのために、makeでは Borlandがでると思います。
　　Ruby本体は「ruby 1.8.2 (2004-11-06) [i386-mswin32]」でRDE上で動かしてい
ます。
>利用しているコンパイラによって、mswin32、mingw、cygwin、bcc32といった種別が
あります。
　　なるほどです。
> その種別によって、拡張ライブラリのmake方法も異なります。
> Borland C++で拡張ライブラリを作りたいのであればbcc32でないと
> 色々面倒だと思います。
> 手っ取り早くビルドしたいのであればcygwin版が面倒がないでしょう。
　　RDEを愛用しているので、cygwin版がよいと聞いてもなかなか移れずにいます。

なかむらさんの「自分で新規に拡張ライブラリを作りたいということでしたら、まず
は普通にCでプログラムが書けるようになるのが先決かと思います。」とのご忠告了
解しました。
　　Microsoft　visual C++.netで動くのでれば、とにかく簡単な事例で動作を確認
しながら、本格的に勉強したいと考えています。
　　ところが、そのとっかかりで全く動かないので、躓いたままです。それ以上に深
入りができない状態を続けています。
　　少しでもわかる人が側にいればラクなのでしょうが。
　　
> (なんなら手元でビルドしたファイルを提供しても構いませんが...)
　いよいよのときには、是非お願い申し上げます。

矢幡 久