[ruby-list:48788] [ANN] test-unit 2.4.9

From: Kouhei Sutou <kou@...>
Date: 2012-06-03 03:06:48 UTC
List: ruby-list #48788
須藤です。

test-unit 2.4.9をリリースしました。

Web: http://test-unit.rubyforge.org/index.html.ja
インストール: gem install test-unit

説明:

test-unitはRuby用のxUnit系の単体テストフレームワークです。
Ruby 1.8まではRuby本体に標準添付されていましたが、Ruby 1.9か
らはminitestというフレームワークが標準添付されています。

test-unitがRuby 1.8に標準添付されていた頃はほとんど機能拡張な
どがされませんでしたが、今は活発に開発が進められています。

このリリースについて:

実験的に、testrbの代わりに以下のコマンドラインでテストを実行
できるようにしました。

  % ruby -r test-unit -e run test/test**.rb

この使い方がよい(わかりやすかったり使いやすかったりする)か
どうか感想を聞けると嬉しいです。


http://test-unit.rubyforge.org/test-unit/ja/file.news.html#2-4-9

変更点は以下のとおりです。

2.4.9  2012-06-03
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バグフィックスリリースです。

改良
====

  * Test::Unit.run? → Test::Unit::AutoRunner.need_auto_run?。
    Test::Unit.run?は非推奨になりましたが、まだ利用できます。
  * [実験的] "ruby -rtest-unit -e run test/test_*.rb"を実現で
    きるようにするためにトップレベルに「run」メソッドを追加し
    た。このAPIはよいAPIでしょうか、それとも汚いAPIでしょうか?
  * 色付け出力ができない場合でも失敗時のメッセージを読みやす
    く表示するようにした。
  * 失敗時のメッセージでASCII-8BITのdiffを表示できるようにし
    た。
  * [ui][console] ENV["TERM"] == "xterm-256color"を色付けでき
    るターミナルに追加。 [GitHub#26] [Michael Grosserさんが報
    告]
  * [ui][console] ENV["TERM"]の最後が"-256color"となっている
    ターミナルは256色使えるターミナルとして扱うようにした。

修正
====

  * --workdirが動かない問題を修正。
  * --helpに書かれている通り、ARGVから処理済みのコマンドライ
    ン引数を削除するようにした。[RubyForge#29554] [Bob
    Savelandさんが報告]
  * 抜けていたrequire "test/unit/diff"を追加。[GitHub#25]
    [Stephan Kulowさんが報告]

感謝
====

  * Bob Savelandさん
  * Stephan Kulowさん
  * Michael Grosserさん

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