[ruby-list:39742] Re: デーモン・プロセスの作り方

永井@知能．九工大です．

# ごめんなさい．返答したつもりだったのですがミスってました．
# 議論が進んだ後で今更という気もしますし，恥さらしでもあるの
# ですが，後半の提案については考えていただきたいと思いまして．

From: Takahiro Kambe <[e-mail]>
Subject: [ruby-list:39704] Re: デーモン・プロセスの作り方
Date: Tue, 1 Jun 2004 15:21:54 +0900
Message-ID: <[e-mail]>
> > 拙書「 Ruby アプリケーションプログラミング」(ISBN4-274-06461-1)
> > の 5.8 節 (pp.259--275) にも少しばかり書いています．
> > 良かったら参照していただけますと幸いです．
> すべてのIOオブジェクトを閉じていますが、いったんすべてを閉じた後で
> /dev/nullをrear/writeでオープンして、標準入力、標準出力、標準エラー
> 出力にdupして閉じておく、とかした方が安全かもしれません。

確かにおっしゃる通りです．
当時は「例題程度の内容であれば，とりあえず不要なものを
閉じとけば問題ないだろう」という程度にしか意識が向いて
おりませんでした．
説明として甘かったと言うしかないですね．
お恥ずかしい限りです．

それはそれとして，現状で fork をサポートしている環境は
限られてますから，デーモン作成の例題上は /dev/null で
問題はないとは思います．
ですが，OS 環境を特定しないスクリプトで null デバイスを
指定したいケースは他にもありそうです．
ポータビリティを考えると，File::SEPARATOR のように環境
依存する File::NULL_DEV のようなものがあると嬉しいとは
思えませんか？
-- 
                                         永井 秀利 （九工大 知能情報）
                                             [e-mail]