From: matz@... (Yukihiro Matsumoto) Date: 2001-06-29T12:51:40+09:00 Subject: [ruby-list:30411] Re: 共同著作物の謎( re :ライセンス) まつもと ゆきひろです In message "[ruby-list:30399] Re: 共同著作物の謎( re :ライセンス)" on 01/06/28, Tacos writes: |なんかみんなライセンス論議には辟易としてるようなので・・ |#そろそろタタミましょうね。 辟易としてるわけではないのですが、かなり常識と違うことで、つ いていくのが難しい感覚をいだきます。 |すでに論証したとおり、法律を厳密に適用すれば、マージ後のソフトについて | |1) 米国では、すべてをBSDLで配布可能。 ここがまったく理解できないのですが、かの国の話なんでとりあえ ずはほっておきましょう。 他人のソフトウェアに手を入れて自分で自由に条件が決められるの は理解できません。 |2) 日本では不明。「両すくみ」又は法廷紛争となるであろう。 | (両著作者がそれぞれのライセンスに固執すれば)。 神戸さんもおっしゃっている通り「両すくみ」は理論上でしょう。 というか、推測ですが、BSDライセンスは結合物をGPLで配布するこ とを許容しているというのがFSFの考えであり、それゆえにコンパ チブルであると宣言しているのでは。 一方、生Artisticのように単体ではGPLが禁止していることを要求 するライセンスは、実際に「両すくみ」が発生する可能性があり、 ゆえにコンパチブルではないのだと思います。 まつもと ゆきひろ /:|)