[ruby-list:23150] Re: description on fork and Process.fork

新井です。

>>> From: ARIMA Yasuhiro <[e-mail]>
>>> Date: 11 Jun 2000 18:21:49 +0900
>>> Subject: [ruby-list:23148] Re: description on fork and Process.fork

> 有馬です。
> 
> [e-mail] (Yukihiro Matsumoto) wrote
> 
> | すべきか、つまり統一後の見え方はどうあるべきかが一意に決まら
> | ない場合は難しいですねえ。

インタフェースは、
       int setpgid(pid_t pid, pid_t pgid);
       pid_t getpgid(pid_t pid);
       int setpgrp(void);
       pid_t getpgrp(void);
に統一してしまっても良い気はします。
(自分がそういうインタフェースを使ってるからだけど^^;)

> あるべき姿はよくわからないまま、以下のようなものを書いて
> Solaris, FreeBSD, Linux で使ってます。
> 
> def daemon( dir="/", noclose=false, mask=0 )
>   exit!  if fork
>   Process::setsid
>   exit!  if fork

そうそう、私もセッションリーダを止めるため(2度と制御端末を
open()しないため)、setsid()の後fork()するよう習いました。(し
かも、セッションリーダが終了するときSIGHUPを投げるからSIGHUP
を事前にtrapするとも)
# SOFTBANK 「詳解 UNIXネットワークプログラミング」で習いました。
# ISBN4-89052-780-X
# これSystemVな本ですが、他だと違うのですかね？

普通、自分がconsoleとかをopen()しないことがわかっているから
そういうことはしないのでしょうね。今みたら、
glibc-2.1.3/misc/daemon.cのdaemon()では、こういうことはして
ないですね。

ところで、setsid() って以下でよい？
# これは、UNIX Magazine 1996.4 で習いました(古い)

setsid() 
{
  pid_t sid;

  sid = setpgrp(0, getpid()); /* or setpgrp(); */
  if (sid == -1) return -1;

  if ((fd = open("/dev/tty", O_RDWR)) >= 0) {
    ioctl(fd, TIOCNOTTY, NULL);
    close(fd);
  }
  return sid;
}

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新井康司 (Koji Arai)