ruby-list

ただただしです。

＃書いてるうちに話が進んじゃってるけど出しちゃおう。

Matsuo Hisanori <hisanori@sitc.toshiba.co.jp> wrote:
># '(笑)'には多少ムッとしましたよ…。

　面目ない。おっちょこちょいで、すみません。

># Stringがちょっと違うな、と言うのは共通認識としていいみたいですね。では…。

　そうですね。

>sub と sub! の使い分けはどの様にお考えでしょうか?
>
>利用する側の気分、というのは無しですよ。

　sub!は使いません……というのはダメ? いやマジなんですけど。

>Integerの様な「値」として扱いたい時は sub
># age = age + 1
># name = name.sub(...)
>
>Sectionの様な「インスタンス」として扱いたい時は sub!
># section.setName('庶務二課')
># name.sub!(...)
>
>としています。

　この分類はわからなくもないけれど、私はStringのようなプリミティブ
ものをインスタンスとして扱うことはまずないです。たしかにメソッドを
いくつか持っていて、オブジェクトのごとく振る舞いますが、「設計」な
んて言葉が出てくるような局面で、Stringが値ではなくインスタンスとし
て出てくるような使い方はしませんねぇ。

　Stringには値としてしか振る舞わせたくないからdupする、が私のスタ
ンスです。実際、自分で書いたRubyスクリプトの中でsub!系を使っている
のは、メソッド内の作業用変数くらいでした。

＃自分しか使わない(=破壊的メソッドを使わない)のがわかっているので
＃dupも使っていませんが、人に使わせるつもりならdup(もしくはfreeze)
＃するでしょう。

>「値」と「インスタンス」の区別
>「インスタンス」を操作できる責任の明確化
>
>が出来ていれば、やっぱりdupする必要は(殆ど)ないんですよ。

　一番最初のPersonクラスの場合は、nameを操作できる責任が明確化でき
ないじゃないの、という(たしか荻野さんの?)指摘を私は支持します。と
いうか、誰も指摘してなくても私はそう思う。

　Personとその呼び出し元の関係だけに着目すれば、ドキュメントに書く
ことで回避できるかも知れないけど、nameへの参照はPersonを書いた人が
あずかり知らぬほど隔たったところまで行くかも知れませんから。松尾さ
んが[ruby-list:21286]でおっしゃられていることもわかるんですけど、
ことRubyのStringに関して言えば、(インスタンスとして)ナマで使うのは
危なすぎると思います。

＃自分にはJavaのStringが一番しっくりくるのかな。Stringはnewする端
＃からfreezeするのがいいのかも……。

と、ここまで書いて席を離れてたら[ruby-list:21380]が届いて、松尾さ
んとはそんなに隔たりがあるわけじゃないようだと思いました。私も「イ
ンスタンス」をdupするなんて、夢想だにしませんから。

　違いは Stringを「インスタンス」として扱うことがあるかどうかだけ
じゃないでしょうか。実際、RubyのStringをインスタンスとして使うこと
ってありますか? >松尾さん

＃私はないです。破壊的メソッドなんていらない。と言ってしまおう(笑)

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