[ruby-dev:8038] [patch] build on sunos4 w/ VPATH fail

えぐち＠エスアンドイー です。

  % uname -a
  SunOS knight 4.1.4-JL 1 sun4m

な環境で、gnu-make でなく OS 標準の make を使っていて、、

  % tar zxvBpf ruby-1.4.2.tar.gz
  % mkdir build
  % cd build
  % ../ruby-1.4.2/configure
      ...

の様に、VPATH なビルドを試みると、ext/curses/ のあたりで、、

	...
	...
  cc -g -I. -I../ruby -I/usr/local/include -c ../ruby/main.c
  cc -g main.o dmyext.o libruby.a -ldl -lm   -o miniruby
  compiling Win32API
  compiling curses
  make: Fatal error: Don't know how to make target `curses.o'
  Current working directory /usr/home/eguchi/work/vpath/ext/curses

と言う感じのエラーで止まります。

どうやら、OS 標準の make は、%.o: %.c の暗黙の依存関係の探索を
VPATH の先までは適用してくれないようです。
適宜 ext/XXX/depend を追加して解消しました。
＃暗黙の依存を明示しただけなので、他の OS に害は無い、、はず。

あと、ext/nkf の depend では、nkf1.7/nkf.c に 
	$(srcdir)/
を補う必要がありました。
＃これはちょっと不可解、、ですが、こうする事の害も無いはず。

今まで話題になっていない所を見ると、

 + 殆んどの人が、gnu-make をインストールしてる
 + 殆んどの人が、VPATH なビルドはしない
 + SunOS4 はもはや殆んど使われていない ^^;;

のでしょうか？

パッチ添付します。

	えぐち