From: "NARUSE, Yui" Date: 2010-03-29T09:33:27+09:00 Subject: [ruby-dev:40820] Re: [Feature #2969] String#to_f が -h.hhh±pd を解釈できるように 成瀬です。 2010年3月29日9:08 Yukihiro Matsumoto : > まつもと ゆきひろです > > In message "Re: [ruby-dev:40816] Re: [Feature #2969] String#to_f が -h.hhh±pd を解釈できるように" > on Mon, 29 Mar 2010 08:08:37 +0900, "NARUSE, Yui" writes: > > |> * 1.9.2には導入しない。将来とも拒否というわけではない。 > |> > |> まず、この機能ですが、必要性はさほど高くないので、導入するの > |> であれば printf と同時に導入すべきだと思います。でも、実装が > |> 間に合わないので printf は提案しないということでしたら、無理 > |> に 1.9.2 に導入せずに、printfの実装も対にするべきだと思いま > |> す。 > | > |missing を含めた printf の実装は、[ruby-dev:40801] にあります。 > |ので、この点に関して時期的な問題はないかと思います。 > > おお、それは見落としてました。でも、成瀬さんは「printfは1.9.3 > まで待つ」とおっしゃっていたように思います。時期的な問題はな > いとすると、それはなぜ? あぁ、そこを受けていたのですね、当時はもっと実装に時間がかかると思ったからです。 実際に必要だったのは関数一つの調整だったので、 土日で終わり [ruby-dev:40801] での投稿につながるわけです。 > |> 最後に (d) scanf ですが、printfが %a を採用したあかつきには、 > |> scanf も %a を導入した方がよいと思います。 > | > |scanf の実装は [ruby-dev:40799] に示しています。 > > これについても時期的な問題はないわけですね。 はい。 > |> to_iやto_fがエラーに対して 0 を返すのは、後悔している仕様の > |> 一つですが、今さら変えられないですね。 > | > |次のチャンスは 2.0 ですかねぇ。 > > いやぁ、後悔しているからといって互換性問題を安易に導入しちゃ > うと、移行の妨げになっちゃいますからねえ。 以前 [ruby-dev:39851] で to_hoge 周りの整理を仰っていましたが、 その辺が 2.0 では議論が落ち着くだろう (いや、落ち着いて欲しい) と 思っていまして、その場合はそのドサクサに紛れて変えられるかなーと。 to_f はそのままで、新明示的変換指示メソッドだけ変えるでもいいのでしょうが。 -- NARUSE, Yui naruse@airemix.jp