[ruby-dev:348] Re: here docuument

まつもと ゆきひろです

In message "[ruby-dev:346] here docuument"
    on 97/09/01, Keiju ISHITSUKA <[e-mail]> writes:

|けいじゅ＠日本ラショナルソフトウェアです.
|
|まず, バグレポートです.

すごく恥ずかしいバグです．末尾のパッチを当てて下さい
# そろそろa5を出そう．

|あと, 質問です. here documentの仕様はどうなっているのでしょうか?
|
|1. print(<<END)
|
|はできます?

できます．文字列が置けるところにはどこにでも

  <<識別子
  <<"文字列"
  <<'文字列'
  <<`文字列`

が置けます．識別子は"識別子"と同義です．""や``で括られたhere 
documentの中では通常のエスケープシーケンスや#{}による式の展
開も使えます．

|2. print <<E1, <<E2
|
|みたく2つのhere documentを渡すことできます?

できます．その場合，

print <<E1, <<E2
this is a E1 string
E1
this is a E2 string
E2

という使いかたになります．

                                まつもと ゆきひろ /:|)

--- parse.y~	Mon Sep  1 11:50:46 1997
+++ parse.y	Mon Sep  1 13:17:22 1997
@@ -1981,3 +1981,3 @@
 	    if (!list) {
-		str_cat(str, "\n", 1);
+	        str_cat(str, RSTRING(yylval.val)->ptr, RSTRING(yylval.val)->len);
 	    }
@@ -2013,2 +2013,3 @@
 	if (list) return DSTRING;
+	yylval.val = str;	  
 	return STRING;