[ruby-dev:16013] Re: making net/*.rb grok URI

In article <[e-mail]>,
  TAKAHASHI Masayoshi <[e-mail]> writes:

> むむ、私は、Net::HTTP に置かないのなら URI#open{|f| ...} かな？ と
> 思っていたでした。Net::open と比べても、「file://...」なリソースを
> 扱う場合にも自然に見えますし。

URI#open 自体にはまったくもって賛成なのですが、文字列が与えられた時に

  Net.open(str)
  URI.parse(str).open

というように 6文字も長く書かなければならないのはちょっとなぁ... と感じ
ます。とくに one liner では。

もちろん、複雑なことをやる時には URI オブジェクトが既にあることが多い
と思うので、

  Net.open(uri)
  uri.open

と逆に短くなるでしょうが。

ふむ。うまいのを思いつきました。Net.open は撤回します。

Kernel#open を修正して第一引数が
  (http|ftp|file):// で始まっていたり
  URI オブジェクトであったり
した場合には自動的に URI.parse(name).open を呼ぶというのはどうでしょう?

まぁ、Kernel#open は今でも先頭の | を特別扱いするわけですし、特別扱い
がちょっと増えても大した問題はないということで。

> それと、この「f」に対して、seek/rewind できるようにするか
> どうか、また逆に、cacheを使うならbyte range も扱えるように
> するか……って、これは内側の話でインターフェースとは関係ないか。

現在の目論見としては(さしあたっては) f は StringIO か Tempfile を想定
しているので、seek/rewind は可能になります。つまり、open 時にデータを
全部とってきてしまうことを考えています。もちろん lazy にやることも可能
ですが、桁違いに厄介なので。

byte range は... そもそもどうやって指定したらいいのかという問題があり
ますね。hash を渡すくらいしか思いつきませんが。

  uri.open(:byte_range => 0..499)
  uri.open(:http_header => {'Range' => 'bytes=0-499'})

まぁ、個人的には byte range を扱うくらいなら Net::HTTP を直接使えとい
う気がします。

Referer: や User-Agent: を指定するくらいはできたほうがいいとは思うんで
すが。
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[田中 哲][たなか あきら][Tanaka Akira]
「ふえろ! わかめちゃん作戦です$(C⊇」(Little Worker, 桂遊生丸)